就労移行支援とB型、どちらが自分に合っているのか - 福岡県・熊本県の障がい者就労移行支援事業所 ティオ大牟田築町・ティオくまもと新市街

就労移行支援とB型、どちらが自分に合っているのか

「どっちを選べばいいのか分からない」というご相談

「就労移行支援とB型、名前は聞いたことがあるけれど、何がどう違うのか分からない」 「今の自分に合っているのは、どちらなんだろう」

障害福祉サービスを調べ始めた方から、こうしたご相談をよくいただきます。どちらも障害や難病のある方の「働く」を支える大切な制度ですが、目的や仕組みには、はっきりとした違いがあります。今回は、この二つの制度を整理しながら、選ぶ際に大切にしていただきたい視点をお伝えします。

そもそもの「目的」が違います

就労移行支援は、一般企業への就職を目指す方のための、いわば「就職準備期間」としての位置づけです。履歴書の書き方や面接練習、職場実習、就職後の定着支援まで、就職というゴールに向けた一連の準備を行います。

一方でB型は、雇用契約を結ばずに、自分のペースで作業を行いながら工賃を得る場です。一般企業での就労が現時点で難しい方や、体調・年齢の面で長時間の就労が負担になる方にとって、無理のないペースで社会とのつながりを持ち、生産活動に参加できる大切な場となっています。

つまり、「これから一般就労を目指したいのか」「今の体調や状況に合わせて、無理のない形で作業を続けたいのか」という目的の違いが、選択の一番の軸になります。

利用期間の違い

就労移行支援は、原則として利用期間が2年間と定められています。この期間の中で、自己理解、スキルの習得、実習、就職活動までを計画的に進めていく仕組みになっています。期間が区切られている分、「この期間で就職を目指す」という明確な目標を持って取り組みやすい制度だといえます。

B型には、就労移行支援のような一律の利用期間の制限はありません。ご自身のペースで、長く利用を続けることができます。

契約と収入の違い

就労移行支援では、雇用契約を結ばず、工賃も発生しません。あくまで「就職に向けた訓練」という位置づけになります。

B型も雇用契約は結びませんが、作業内容に応じた工賃が支払われます。厚生労働省の発表では、B型の平均工賃は月額2万円台とされています。就職を目指すというよりも、生産活動を通じて工賃を得ながら、生活のリズムや社会参加を大切にしたい方に適した仕組みです。

「今の一般就労が難しい」場合は、B型が適していることも

B型の対象者には、「就労経験があり、年齢や体力の面で一般企業への就労が難しくなった方」「一定の年齢に達している方」なども含まれます。つまり、体調面で長時間の就労がまだ難しい方や、まずは無理のないペースで生活リズムや作業経験を積みたいという方にとっては、B型の方が実情に合っていることも十分にあります。どちらが優れているということではなく、その時の状況に合った制度を選ぶことが何より大切です。

「一般就労を目指したい」なら、就労移行支援が力を発揮します

一方で、「いずれは一般企業で働きたい」「就職に向けて、体系的に準備を進めたい」という希望をお持ちの方にとっては、就労移行支援ならではの強みが生きてきます。

就労移行支援では、自己理解を深めるプログラム、コミュニケーションや基本的なビジネススキルの訓練、実際の職場実習、そして就職後の職場定着支援まで、就職とその先の継続を見据えた一連の支援を、計画的に受けることができます。B型では基本的に難しい、こうした「就職準備」に特化した支援を、2年という期間の中で集中的に進められることが、就労移行支援の大きな特徴です。

 迷った時は、アセスメントを通じて整理できます

「自分はどちらが向いているのか、まだ判断がつかない」という場合、無理に一人で決める必要はありません。就労移行支援事業所でのアセスメントを通じて、現在の状態やこれまでの経験を整理し、就労移行支援とB型のどちらがより適切か、専門的な視点から一緒に考えることができます。

新市街では、どちらの視点も大切にしています

新市街では、「まず就職を目指したい」という方の準備を丁寧にサポートすると同時に、お話をうかがう中で、今の状態にはB型など他の選択肢の方が合っていると感じた場合には、その旨も率直にお伝えしています。制度に人を当てはめるのではなく、その方の状況に制度を合わせて考えることを大切にしています。

「就職を目指したい気持ちはあるけれど、今の自分に合っているのか分からない」という方は、まずはその迷いを、そのままお聞かせください。一緒に、あなたに合った選択を整理していきます。

ティオくまもと新市街では様々なサービスを通じて、身体障害・知的障害・精神障害(統合失調症・発達障害・自閉症スペクトラム・てんかん・ADHD・うつ病・双極性障害(躁うつ病)・パニック障害・適応障害・社会不安障害・強迫性障害等)をお持ちの方の【働きたい!!】【就職したい!!】という夢を叶えるお手伝いをさせていただいております。
また、ティオくまもと新市街では、障害者就業・生活支援センター、障害者職業センター、ハローワーク障害者専門部局等と連携し、利用されている方の最適で最短の一般就労実現を目指して、日々支援をしております。

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